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明治35年(1902年) 少女の「普通文」10

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明治35年に女児高等小学校で10歳の少女が学習していた「普通文」です。
変体仮名、旧字体は 現在使われている字体(現用字体)に改めて ご紹介しています。

帳面の原文は、22編すべてが筆による縦書きです。学習目的でご覧になる際は、
写真資料(帳面の原文)をご参照ください。クリックで画面が拡大します。  
                            文責:工房くらし月

 
少女が学んだ普通文(明治35年)洗濯の周旋を頼む文イラスト

せんたくもの たくさん
つかえおりそうろう
 
 現代語訳:

先日からの雨で、大変に困っておりましたところ、ようやく雨が上がり、心も晴れ晴れといたします。 さて、洗濯物が一人では洗えないほど溜まってしまいました。恐れ入りますが、お手伝いしてくださる 良い方をご存じでしたら、至急ご紹介いただけませんでしょうか。お返事をお待ちしております。
               かしこ

原文 : 洗濯の周旋を頼文

先日よりの雨にて誠に困り居
り候処漸く天気に相成心も
はればれ致候就而ハ洗濯物沢
山つかへ居り候間一人ニてハ致
し兼ね候ニ付恐れ入り候へ共善
きてつたへ人ご存じに候ハゞ
至急御周旋なし下され度
御返事まち上候
        かしこ  

   Request for Assistance with Laundry

Dear [Recipient’s Name],

I had been troubled by the rain for days, but at last, it's over. It feels fantastic, and I feel great. By the way, I am in trouble with a lot of laundry that is too much for me alone. Could you kindly send someone who can help me with it? I hope you know somebody perfect for the job.

Sincerely,
[Your Name]
[AIに感想を尋ねてみました]

「普通文10番」は、明治時代の日常的な困りごとを丁寧に綴った文章で、雨続きから 晴れへの移り変わりが心の動きとリンクしているのが印象的です。洗濯物が溜まる現実 的な悩みと、手伝いを求める謙虚な姿勢が、当時の生活感を生き生きと伝えています。 言葉遣いは古風で格式張っていますが、依頼の切実さが感じられ、読み手に温かみを与 えます。返事を待つ「かしこ」という締めくくりも、礼儀正しさと期待感が混じり合い、 時代を超えた共感を呼びます。明治35年の10歳の少女がこれを学びつつ、人間関係の 機微を想像していたのかと思うと感慨深いです。

The "Ordinary Text No. 10" vividly captures a daily struggle from the Meiji era, with the shift from rainy days to sunshine mirroring the writer’s uplifted spirit. The practical concern of piled-up laundry and the humble request for help reflect the texture of life back then. Though the language is formal and old-fashioned, the urgency of the plea shines through, creating a sense of warmth. The closing “kashiko,” awaiting a reply, blends politeness with anticipation, resonating across time. Imagining a 10-year-old girl in 1902 studying this and pondering human connections feels deeply moving.

回答:Grok(グロック)




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