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事務局・工房くらし月
其の拾参 AI 捕(と)り物を語る
サイト管理者の質問 13番目の作品の、英語試訳の推敲をしようと思います。 「 積(つみ)てある 嫁(よめ)の蒲団(ふとん)の 嵩(かさ)厚き 昼も諸生(しょせい)の 来てはなまめく」 大意: 積(つ)みてある嫁の蒲団(ふとん)の嵩(かさ)が厚い。 昼も諸生(しょせい:学問をする者たちや門徒)が来て活気がある。 (原文:積てある 嫁の蒲団乃 嵩厚き 昼も諸生乃 来てハ奈満めく) The pile of bride's futons is thick; young and fresh with visitors of the students and disciples during the day. この試訳には、どのような推敲案があるでしょうか? |
サイト管理者の質問 177年前の連歌の、13番目の作品の、英語の推敲をしようと思います。 いくつか歴史事実の確認をしたいのでサポートをお願いします。 最初の質問です。 前田家(1847年当時)の嫁(*溶姫/ようひめ)の、祖父(母方)が罰せられた 有名な「捕り物」について、信頼できる情報があれば教えてください。 注:溶姫(ようひめ) 加賀藩 12代藩主の正室。父は将軍・徳川家斉(とくがわ いえなり)。 母は家斉(いえなり)の側室(於美代/おみよ)。 溶姫(ようひめ)は将軍・家斉(いえなり)の21女。 |
AIの回答 智泉院(ちせんいん)事件として知られています。 この事件は、溶姫の母である於美代(おみよ)の実父、日啓(にっけい)が関与した ものです。 天保12年(1841年)に徳川家斉(とくがわ いえなり)が死去した後、寺社奉行 (じしゃぶぎょう)の阿部正弘(あべ まさひろ)が下総国(しもうさのくに=今の 千葉県)の智泉院(ちせんいん=事件後に廃寺)の前住職である日啓(にっけい) ら数人の僧侶を召し捕りました。日啓(にっけい)は家斉(いえなり)の側室 (そくしつ)であった於美代(おみよ)の実父であり、この事件は*密通(みっつう) が発覚したことに端(たん)を発しています。 当時の政治的な背景や家斉(いえなり)の死後の権力闘争とも関連しており、 幕府内で大きな波紋(はもん)を呼びました。 |
サイト管理者の質問 その事件の頃、老中首座(ろうじゅう しゅざ=当時の内閣総理大臣に該当)は 水野忠邦(みずの ただくに)で、彼の下には有能な*寺社奉行(じしゃぶぎょう) の阿部正弘(あべ まさひろ:当時は 21歳 ~ 22歳)がいましたか? |
AIの回答 はい。智泉院(ちせんいん)事件が起こった天保12年(1841年)頃、老中首座 (ろうじゅう しゅざ)は水野忠邦(みずのただくに)でした。 水野忠邦(みずの ただくに)は天保(てんぽう)の改革を推進(すいしん)した ことで知られています。 また、寺社奉行(じしゃぶぎょう)として有能だった阿部正弘(あべまさひろ)も この時期に活躍していました。阿部正弘(あべ まさひろ)は後に老中首座(ろう じゅうしゅざ)となり、幕末の重要な政治家として知られています。 |
サイト管理者の質問 13作目は、前半の長句部分で事実(前田家の嫁は将軍の21女で身分が高いこと) を述べ、後半の短句部分では、水野忠邦(みずの ただくに)全盛期、阿部正弘 (あべ まさひろ)が寺社奉行として頭角を表した頃の、政界の「密室事件の 捕り物(ハニートラップ)」を、皮肉った作品ではないかと考えました。 溶姫の母(於美代/おみよ=徳川家斉/いえなり の側室)が絶世の美女であること を実父が巧みに利用し、利権拡大を目論(もくろ)んだ事件とのことです。 なお、水野忠邦(みずの ただくに)は、政策の失敗から1843年に失脚し、翌年 に政界の事情で老中首座に再任されたものの、過去の面影はなく、1845年(この 作品が編纂される2年前)に強制隠居させられています。 そして、老中首座に就いたのが、智泉院(ちせんいん)事件などで頭角を表した 阿部正弘(あべ まさひろ)でした。阿部正弘(あべ まさひろ)は、この俳諧連歌 が編纂された当時の老中首座です。 作品は「積みてある嫁の蒲団の嵩厚き 昼も諸生の来てはなまめく」。 推敲する試訳: The pile of bride's futons is thick; young and fresh with visitors of the students and disciples during the day. 推敲案を教えてください。 |
AIの回答 より自然な英語表現にするために、以下のように推敲してみてはいかがでしょうか。 Revised: (推敲案) The bride’s futons are piled high; during the day, young monks and disciples visit, bringing a lively atmosphere. この推敲案では、以下の点を考慮しました。 自然な英語表現: 英語として自然に読めるようにしました。 歴史的背景の反映: 若い僧侶たちが訪れることで(事件の現場となった) 智泉院(ちせんいん)の活気を表現しました。 詩的な雰囲気: 原文の詩的な雰囲気を保ちつつ、英語でも美しく響くようにしま した。 この案があなたの意図に合っているか、またはさらに修正が必要かどうか 教えてください。 |